FASTSUITE Edition2 推奨PCスペック

変更日 木, 3月 7 で 3:31 午後

FASTSUITE Edition2(以下E2と表記)は、CAD用ワークステーションで実行するアプリケーションです。

E2を安定的に使用するために、下記PCスペックを推奨いたします。


1. CPU :
 性能(コア数、周波数、キャッシュ)が高いCPUを推奨します。
  1. E2のみを使用する場合、基本的に2コアを利用するので4コアの周波数が高いCPUモデルを推奨します。
  2. バーチャル試運転等、同じPCにE2以外のVRC/PLCソフトを同時に実行する場合はコア数の多いCPUモデルを推奨
    します。
  
【intel】  
 古い型番は推奨しません。
 Intel 10世代以降のCPUを強く推奨します。
Xeon
 E;W;D;Scaleable(Silver/Gold/Platinum)が弊社の推奨CPUです。
Core
 i5, i7, i9 の10世代以上が弊社の推奨CPUです。


【AMD】

Ryzen

Ryzen5 5000(6 cores); Ryzen7 5000(8 cores); Ryzen9 5000(12/16 cores) シリーズ

https://www.amd.com/ja/processors/ryzen

Threadripper

https://www.amd.com/ja/products/ryzen-threadripper

Threadripperi Pro

https://www.amd.com/ja/processors/ryzen-threadripper-pro


2. GPU :

通常CAD/CAEと同様OpenGL 4.6がE2で利用されているため、NVIDIA製を推奨します。

   目安として4GB-8GBメモリを有するGPUを推奨します。

 

 【NVIDIA】

Quadroが対応カードになります。
下記が現在のエントリーからCADハイエンドのラインナップです。
 例:現行デスクトップ向けの製品:  

    ・NVIDIA® Quadro® GV100 32GB

    ・NVIDIA® Quadro® RTX™ T400 4GB

    ・NVIDIA® Quadro® RTX™ T600 4GB

    ・NVIDIA® Quadro® RTX™ T1000 8GB

    ・NVIDIA® Quadro® RTX™ A1000 12GB

    ・NVIDIA® Quadro® RTX™ A500 4GB

   
【AMD】
下記もリリースされています。

    ・AMD Radeon™ Pro W5700 8GB

    ・AMD Radeon™ Pro W5500 8GB

    ・AMD Radeon™ Pro WX 3200 4GB

 

*1: 実生産メーカーによる性能や品質の違いがあるため、上記はあくまでも目安としてご参考にしてください。

*2:上記以外、Geforce等ゲーミング用のGPUも利用できますが、DirectXまたは一般ユーザー向けのため、OpenGL

  性能や安定性が相対的に低いです。

*3: CADと同様の考え方で、取り扱うデータの規模を基にご検討ください。

   通常Nvidia Quadro P1000/T600(4GB)レベルのGPUがあれば、E2のスムーズな動作が見込めます。


3. メモリ :
 通常ワークステーションではECCメモリが利用されますが、現在メモリの品質がより安定しているため、信頼性のある
 ブランドであればECCなしの状態で認められる問題報告はありません。
 必要なメモリサイズは、取り扱うモデルデータの規模や同時に実行するソフトウェアの数などに依存します。
 市販のワークステーションPCは16GBから128GBの選択幅があり、32GB以上の構成を推奨します。

4. SSD :
 現在m.2 SSD, SATA SSDが一般的に利用されています。
 信頼性のあるブランド品を選択することを推奨します。

5. OS :
 Windows10 64bits Professional/Enterpriseバージョン
 Windows11 64bits Professional/Enterpriseバージョン(R2023.1から正式サポート)
 通常Windows Update等のソフトウェアメンテナンスを適切に行うことを推奨します。
 OSの言語は問いませんが、日本においては原則日本語または英語環境による技術サポートを実施しています。

6. ネットワーク :
 ネットワークライセンスサーバーをご利用の場合、ファイヤーウォールの設定をご確認ください。
 WIBUサーバー設定の記事を参照し、貴社IT部門と調整してください。

7. その他

 バーチャル試運転をご使用の場合、より良い通信速度を得るため、

 ・VRCソフトの関連設定・パフォーマンス調整

 ・ロボットコントローラとの通信設定

 ・ファイヤーウォール・DNSサーバー・スイッチングハブ等のネットワーク機器類

 ・IT監視ソフト(ファイヤーウォール・アンチウィルス・モニタリング)

 をはじめ、E2以外の関連ハードおよびソフトの環境をご確認ください。


※intel/AMD/windows等は他社が保有する商標およびブランド名であり、CENIT AGの製品ではありません。

 そのため、これらに関する詳細な技術的な質問につきましては当該メーカー様へお問い合わせください。


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